情報系はクラウド・基幹系はオンプレミス
基幹業務システムは堅牢・高速なオンプレミスで運用し、
現場のワークフローや、情報共有のために、一般的なパブリック・クラウドサービスを使います。
オンプレミスとクラウド間のデータ連携を必要に応じて行うのが、ハイブリッド運用になります。
お金の管理は、オンプレミスで行い、
仕事などの情報共有は、パブリック・クラウド・サービスを利用する。
という、明確な使い分けをする方法です。
サブ基幹系はクラウド・本社基幹系はオンプレ
工場の生産管理は基幹系システムに分類されますが、工場によってシステムの内容は大きく異なります。
そのため、汎用のパッケージ・ソフトでは表現できない場合があるため、カスタム開発を行う場合が多いようです。
FileMakerは、ノーコード・ローコードのソフトウエアとして認識されていますが、スクリプトを作り込むことで、工場の生産管理を実現することが可能です。
この例では、サブ基幹系と本社基幹系をハイブリッドで組み合わせることで、どのように複雑なシステムでも、実現可能であると考えています。
情報系クラウド・基幹系プライベートクラウド
情報系はClaris Studioを用いて、現場のワークフローを実現しています。
ワークフローによって生み出された会計の基礎データは、MacWinを経由して、本社基幹系に自動的に転送されます。
FileMaker側には、複雑な会計処理を組み込む必要はありません。
『Workplace Innovations Platform』として、現場のワークフローの改善のために使います。
クラウドサービスのVPS for Windows Server上に、BIZTREK BackOfficeを稼働させます。
BIZTREKのバックアップデータは、オンプレミスのサーバーに、設定されたタイミングで、自動的にバックアップされます。
このように、全社的なデータベースの自動バックアップを設計することも重要な課題となります。
BIZTREKには、自動バックアップの仕組みが、標準で付いていますので、ご安心ください。