店舗のFileMakerと本社のBackOfficeを結ぶ

BIZTREK BackOfficeは、MacWin FM Connectを用いて、FileMaker Serverと双方向にデータ通信が可能です。
ノーコード・ローコードで、導入しやすく、iPad/iPhoneなどのモバイル端末を活用できるFileMakerのフットワークの良さと、
高機能で堅牢な基幹業務システムを実現するBIZTREK BackOfficeの組み合わせは、様々なビジネスの可能性を広げることが可能です。
アパレルショップを全国に展開されていて、店舗管理をFileMakerにて行われています。FileMaker Serverは本社にあり、VPNにて全国の店舗間でWANを構成しています。
本社では、直営店の管理の他に、卸業務も行っているため、エクセルによる、ほぼ手作業に近い売上管理を行っていました。
その後、BIZTREK BackOfficeを導入されて、全社的なデータの一元管理についてプロジェクトがスタートしました。

課題1:商品マスタを何回も手入力している
FileMaker、エクセル本社用、エクセル店舗用の3つに、同じ商品マスタを手入力していました。
改善点:BIZTREK BackOfficeで商品マスタの一元管理。店舗用のFileMaker Serverには、リアルタイムで、BIZTREK BackOfficeに登録された商品マスタが自動的に転送されます。

課題2:店舗の売上管理ができていない
FileMakerには、店舗での売上情報を入力する機能は付いていましたが、集計処理が出来ていなかったため、FileMakerに売上集計スクリプトを付けることが検討されたが、集計結果を手作業で本社のデータに入力することになるため、根本的な改善にならないことが分かった。
改善点:FileMakerの売上情報を、リアルタイムにBIZTREK BackOfficeに自動転送することで、本社と店舗の両方の売上データが、リアルタイムに集計できるようになった。

課題3:複数の店舗と、本社の複数の倉庫の在庫管理ができていない
本当に正しい商品在庫が、どこにも無かったために、販売の機会損失が頻繁に発生しており、無駄な在庫が積み上がっていた。
改善点:BIZTREK BackOfficeで在庫の一元管理が可能になった。
店舗毎の適切な在庫数を元に、店舗間の商品移動(milk run:ミルクラン)により、会社全体の在庫数が少なくなりました。